その他の病気

かかとがぁーー!〜顎下腺腫瘍の手術

| 2010年10月3日 | その他の病気 No Comment |

少し思うところがあって、過去の病気について書いています。
記録も正確にはとっていないので、
ざっくりした書き方になってしまいますが、おつきあい下さい。

顎下腺腫瘍の手術に向けた準備はごく普通のものでした。
心電図をとったり、肺活量を調べたり。

ただ、止血時間を調べる検査でひっかかり、
別の病院に行かされされて、ドキドキしましたが、
検査の結果、このくらいなら問題ありません、
ということになりました。

主治医の先生はさっくりしたなかに非常に慎重な方で、
よく話を聞いて下いました。
手術の前日(だったかな)に
少ししびれがあるような気がする、
というと、首をひねりながらも
長い時間かけて超音波で調べてくださいました
その事ですごく安心できた覚えがあります。

入院前の最後の仕事で、たまたま仲間と食事に行った時、
つい最近、大腸がんがみつかって手術した方がいて、
「絶対に楽器が弾けるようになって戻ってくる」
と約束しました。

いよいよ手術

手術は3〜4時間、だったでしょうか。
正確な時間は覚えていなくてすみません。

目を覚ましたときの私の第一声は、
「かかと、かかとが痛い〜〜」
というものでした。
長い時間同じ姿勢でいたせいで、
ものすごい痛みでした。
傷の痛みなんて全然気にならなくて、
ただただ
「かかとが、かかとが。。」
とうわごとのように訴え続けました。

手術後一晩は寝返りも禁止なので、
痛いかかとを動かすこともできず、
本当につらかった。
枕も嘔吐防止という事でいただけなかったので、
よけいつらかったのかもしれません。

あごの痛みをほとんど覚えていませんから、
本当に強烈だったんだと思います。

この寝返りと、枕については、
病院によって違いがあるのでしょうか?
それとも手術の部位によって違うのでしょうか。

肝臓の手術のときは数時間置きに
強制的に、ばったん!!
と寝返りさせられました。
これはこれでつらかったのですが。。

検査の結果

術後、しばらくして、検査の結果が出ました。

「良性です」

ほんとにほっとしました。
発見からここまでが、とても長く感じました。

今から考えると、こんなの序の口、だったんですよね。

顎下腺腫瘍の手術 その後

手術のその後についても少し書いておきます。

しばらく口の開けにくい状態が続き、
食べるのが不自由でしたが、
ひと月くらいで改善したように思います。
いまでは全く不自由はありません。

術後しばらくは防水テープで保護しながらの入浴でした。

傷跡は、とてもきれいで、
もともと楽器を構える事で、
あごの下に跡ができてしまうのですが、
そこにまぎれて、まったくわかりません。
自分でも見つけられないほどです。

唾液腺を一つとっているので、
左下からの唾液が出ません。
他の部分から出ていますので、
ほとんど影響はありませんが、
口のなかで、左下奥だけは
いつも少し乾いているような気がします。

あとはたまに、顎下腺のあったところが
かすかに痛むときがあります。

私の腫瘍は「多形性腺腫」というものでした。
これは、良性ではありますが、
再発することもよくあるそうで、
長期的に経過観察が必要だそうです。

さらなる不安

顎下腺腫瘍が良性でほっとしたものの、
同時にさらなる心配が生まれました。

それが、今も続いている乳腺からの出血です。

このことは次に書きます。

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