その他の病気
アゴの下のグリグリ〜顎下腺腫瘍(1)
| 2010年10月1日 | その他の病気 No Comment |
ずっと胆管がんのことについて書いてきたけど、
今日はちょっと脱線して他の病気について書いてみたい。
私の人生初の手術は、ムスメの出産のときの緊急帝王切開だった。
ずっと逆子が直らなくて、
それでも自然分娩したっくってチャレンジしたけど、
結局緊急帝王切開になってしまった。
このときの色々は。。
いつか書けるかもしれないし、書けないかもしれない。
アゴの下のグリグリ
次の手術が顎下腺腫瘍。
ムスコの出産後だった。
家に帰ってきて、しばらくして、
ふとしたときに左あごの下にコリコリしたものを見つけた。
「リンパが腫れてるみたい。」
と言いながらも、産後の忙しさにまぎれて
すっかり忘れてしまった。
たま〜〜に触ると、
「あれ?また腫れてるなあ。。。」
そしてまた忘れてしまう。
その繰り返しだった。
痛みもなく、不快感も全くない。
育つグリグリ
それが、おかしいと思い出したのは、
もうかなりたってからだった。
私は、ヴィオラという楽器の演奏の仕事をしている。
産後も2人目という事でゆっくりペースではあったけど、
演奏を続けていた。
ヴィオラというのはヴァイオリンに似た楽器で、
あごに楽器を挟む。
なんだか、うまくかまえられなくなってきたのだ。
あごの下のコリコリが大きくなってきていて、
楽器を挟むのを邪魔していた。
さすがに
「これはおかしいぞ??」
と思い始めた。
リンパの腫れにしては
長過ぎる。。??
演奏に支障が出るのも困る。
ただでさえ、
出産、子育てで
練習時間の確保も難しく、
思うように演奏にも出られず、
自分の演奏にも不満を感じ、
焦りを持っていたところに。。
こんな事を思うようになったのも、
ムスコも少し大きくなり、
ちょっぴり余裕ができたからだったと思う。
耳鼻科へ
とりあえず、近所の耳鼻科に行ってみることにした。
何の危機感も持っていなかった私は、
「リンパだと思うんですけど。。なんか腫れちゃって。。」
と気軽な感じで話し始めた。
ところが、ちょっと触ってみた先生は、
「これは。。
うちでは何とも言えないので、大きい病院に行って下さい。
紹介状書きますから。」
「え?なんなんですか」
「とにかく大きい病院に行って下さい」
質問しても、この病気かもしれないというヒントもくれない。
数ヶ月ほっておいた話をしたので、
「今回はすぐに行って下さいよ」
と、とにかく大きな病院で検査してもらえ。
なるべく早く。
というだけ。
さすがの私も、心配になってきた。
いったいなんなの??
すごく不安だった。