病気(肝門部胆管がん)のこと-入院まで
あの日..(4)
| 2009年8月11日 | 病気(肝門部胆管がん)のこと-入院まで No Comment |
病院の方はもう時間外だったにもかかわらず、快く診察してもらえるように頼んでくれた。
痛みは相変わらずひどかった。
しばらく待っていると、診察の準備ができたと呼びにきてくれた。車いすが用意されてた。
そんな大げさな..
って思ったけど、事態はそんな大げさなものだったんだよね。
記憶
実をいうと、この辺から一週間ばかりって、あんまりはっきりとした記憶がないんだ。
間違ってるかもしれないけど、思い出せる限り書いてみるね。
診察
行くと、お医者様が二人待ってってくれた。
まず尿検査。
そしてエコー(超音波)。
お医者様たちが首をひねりながら見てる。
「胆のう、とったりしてないよね..?」
「???えっと..とった覚えないですけど..」
どうも位置の関係か、胆のうがはっきり見えなかったらしいのだ。
いろんな角度からずいぶん一生懸命見てくれたけど、なかなか見えなかったようだ。
ただ、医者様同士で、胆管が拡張とか、そんなことを言ってた気がする..
黄疸
やがて尿検査の結果も出て、かなりの黄疸がでていることがわかった。
「すぐ入院で、ちょっと帰す訳にはいかないような状態だよ」
でもそこは、うちから車で、高速使っても一時間以上かかる場所。
子供も小さいし、ここで入院というのはちょっと難しい事を話すと、近くの病院に紹介状を 書いてくれる、と言ってくれた。
時間外に快く見て下さった上に、嫌な顔一つせず、紹介状を書いて下さるといってくれたお医者様。
とてもありがたかったと思う。
でもそのときは、もうただただ痛かった...
どうにもならない、激しい痛みだった..