| 2009年8月3日 | 病気(肝門部胆管がん)のこと-入院まで No Comment |

おなかの痛みはどんどんひどくなっていった。

控え室に出していただいたケーキも、もちろん食べられず..

とりあえずリハーサルはしなくてはならないので、がんばる。でも、なんとか弾いているだけ、という感じだった。

黄疸がひどくなっていく

「どんどん、黄色くなってってるよ..」

そう友達に言われるほど、その数時間で黄疸がひどくなっていた。

控え室で、いろいろと準備などして下さった病院の方に、友達が、
「これって..」
と聞いてくれた。

「う〜〜ん、黄疸でてるね。とにかく明日必ず病院に行って下さいね。」

やっぱり、かなり具合が悪いのかな..とそのときやっと思った。(遅いよね)

その病院の方も、顔を出すたびに気にして下さって、
「...がでてきてる..」
となにやら言ってくれるのだけど、難しい言葉でよくわからなかった。でも、よくない感じはただよってくる。

動けない

とりあえずリハが終わる。みんなも心配してくれて、
「もしなんかあったら、○○ちゃんのパート、なんとかするから。」
と言ってくれた。ほんとにありがたい。すてきな仲間なんです!!

とにかく本番まで、少しでも休まないといけない。ソファーをお借りして横になる。

ますます痛みは強まり、もうほとんど動けない、というほどになっていた。

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