| 2009年10月1日 | 病気(肝門部胆管がん)のこと | 病気(肝門部胆管がん)のこと-退院後 No Comment |
病院に行ってきました。
「変わりはありませんか?」
という先生に
「あったような、ないような..」
とわたし。
「え〜〜!?」
超音波しながら今回の不調についてはなしました。
とりあえず超音波はOKで、診察室に戻り..
「ずっと寝てたの?」と先生心配げ。
「う〜〜ん。血液データはむしろいいくらいなのに。本人の状態とあわない..か..」
そうなんです。見せてもらった血液データはすごく良くて、肝機能よし、黄疸なし、しかも初の腫瘍マーカーCA19-9正常値!
「気にしないって言ってたけど、よかった」
ほっとしたような先生の一言に、やっぱり気になってたのね。。。と思いました。きっとよけいな心配させたくなかったんでしょう。
癒着、胃潰瘍
結論としては手術をした事による、胃の癒着か、胃潰瘍ではないか、ということでした。
私のように左肝をとると、肝臓のあった場所があいてしまい、そこに胃が入り込んで、肝臓の方に癒着しちゃうことが、よくあるのだそうです。手術直後から、その話はよくきいていましたが..
「ぺたっとくっついちゃうんだよね。。」
術後の不快感を訴えるとよく先生がそういっていたっけ。
時間が解決するって言ってたけど、こうやってあとからつらさが増えてくる事もあるのね。
もしくは空腸をつないでいることなどによる色々な影響で、胃潰瘍のようになっているか。
肝臓の手術のあとでは、これも多いらしいです。
そういえば、同じ病室でも胃の症状に苦しんでいる方がいました。
もうひとつ、やはり手術の影響で胃から小腸への出入り口が細くなったり変形したりして、流れが悪くなる事も多いのだそうです。
内視鏡
とにかくどうなっているか調べるために内視鏡をやる事になりました。
予約、時間がかかるだろうな〜〜と思ってたら、来週。はやっ!!
たまに内視鏡やって通りの悪いところがうまく抜けるようになっちゃう人もいるそうなので、それに期待してます。
ここでしか飲まない
帰りに、入院のときに知り合った方が、入院で手術するというので、会ってきました。
いろいろ話してたんですが、
「私内視鏡はもうここでしか飲まないって決めてるから」
という話になり..
私はまだこの病院ではやった事ないのですが、なんか安心しました。
そしてこういう事言われる、この病院ってやっぱりすごいと思います。
入院中にもいろんな方(もちろん入院されいる方ですよ)がいろいろ言っていました。
「ここに来れてよかったね、ここでならきっと助かるからだいじょうぶ。(ここでだめならどこ行ってもだめだよ)」
「ここでしかもう手術は受けたくない..」
「死ぬならこの病院って決めてるから..」
私のいた肝・胆・膵の科は、この病院の中でも特殊だ、と言われるほどシビアな科ではありましたが、このような言葉がいろいろな方から出てくるというのは。。
なんと表現していいのかわかりませんが..
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たくさんの重い言葉に力づけられ、支えられ、今があります。