| 2009年7月16日 | 病気(肝門部胆管がん)のこと No Comment |

そうこうするうちにあの入院の日は近づいてた..

その数日前の仕事。かなりおなかが痛かった。リハーサル中、ちょっと楽器をおろすと、おなかを抱えたくなる感じ。

周りの人に「帰ったら??」といわれたぐらい..

それでも、まだ自分が病気だとは思ってなかった。運悪く、その日は生理だったのだ。ひどい生理痛なのだと思った。

実際、いままでおなかの痛かったのはみぞおちの辺りで、その日は下腹部だったのだ。

ほんとうにバカだったと思うけど..生理が来て、下腹部痛で、みぞおちの痛みがほとんど消えた事で、安心してしまったような所もあった。だって、生理痛なら、原因もわかってるし、いつものことじゃない?

でも、いつもの生理痛ではなかったんだ..

私は今まで眠くっても、具合悪くても、あんまり楽屋で寝た事ない。落ち着かないし、周りの人にあまり気付かれたくないから。それにちょっと寝ちゃった後って、演奏のテンションにならないんだよね。

それなのにその日の楽屋では突っ伏して寝てしまった。その事だけだっていつもと違うのに..

気付かなかったのか、それとも心の奥底で、気付きたくなかったのか..

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