日記
ごちそう
| 2009年7月26日 | 日記 No Comment |
退院後はじめて、「おばちゃんの野菜」を買いにいった。
うちで勝手に「おばちゃんの野菜」って呼んでるんだけど、車で3、40分ほど行ったとこに、小さな野菜の直売所がある。
なんと、そこは無農薬、もしくは農薬1回のみ、というお野菜ばっかり。
すっごくおいしい!
ほんとにおいしいお水とか、お野菜とかって、すっごく素直に体に入っていく気がするの。のどのあたりで、消えちゃうっていうか..
消化に体力使わない感じ!
この病気してからは特に、よいしょ、よいしょって胃ががんばって腸に食べもの送って、腸がまたそれをよいしょ、よいしょって送って、たまにつっかえて、「う〜〜ん。すぽっ!」って感じでまた動きだしたり。
消化に体力使う感じがすることが多くなったんだけど(腸をつないでるから無理もないんだけど)、おばちゃんの野菜は大丈夫。ほんとにおなかに入る前に消えちゃってる気がするくらい。
体がうれしい〜〜〜〜!!って叫んでる。
気がついたら笑顔になってる。
幸せってこういうことだよね..
そのまんまが一番!
おばちゃんの野菜に味付けはほとんどいらない。
きゅうりは味噌つけて、おくらも、モロヘイヤもゆでただけで、なんにもかけない。みょうがとしそは刻んでおかかじょうゆ。
これだけでほんとに大ごちそう。
もちろんムスメもムスコも、もりもり。というか..奪い合い...
草っぱらのにおい
おばちゃんのとこで買ってきた枝豆を枝からはずして、残った茎を2つに折って捨てようとした時、草っぱらのにおいがした。
草っぱらに踏み込んで、折れた草からしてくる、あのあおい香り。
なつかしいにおい..
野菜だって植物だもん。きっとほんとうはこういうにおいがしてもいいはずだよね..
樹のざわめき
おばちゃんのとこに行ったときは必ず寄ることにしてる公園にも行った。
そこはとても樹が多い。昨日は風が強かったから、
ざざ〜〜。ざざ〜〜
と、樹のざわめきが聞こえて、ほんとに気持ち良かった。
心がとっても静かに。
遠ざかっていた感覚
大好きだったのに遠ざかっていた感覚を味わうことができて、体にも心にも大ごちそう。
ふつうにまじめに愛情込めてつくってくれた食べ物をいただいて、自然の気をいっぱい吸って..そんな簡単なあたりまえのくらしが難しくなってしまった気がする
ちょっとさみしいな