| 2010年10月4日 | その他 体の事 | 乳腺のこと No Comment |
顎下腺腫瘍の手術が決まった時、
ムスコ1歳半ほど。
まだおっぱいを飲んでいた。
入院の際の気がかりのひとつはこのおっぱいをどうするか、
ということだった。
うちはムスメ、ムスコとも完全母乳で、
私が仕事に出るときは搾乳して冷凍してあるものを
オットが飲ませてくれていた。
ムスメはムスコを妊娠してもしばらくは飲んでいたけれど、
少しおなかに不快感が出るようになったので、
やめてもらったけれど、満足してやめてくれたようだった。
ムスコもほんとうは心ゆくまで飲ませてあげたいと思っていたのだけれど、
一週間の入院では、やはり断乳するしかない。
幸い、もう飲む量は減っていて、私がいないときは
一日飲まなくても平気、というくらいになっていた。
搾乳もそれほど一生懸命する必要もなくなっていた。
断乳
いきなり母がいなくなり、
おっぱいもなくなるのでは、
あまりにひどすぎる。
入院の一週間前から少しずつ
断乳を進めた。
何となく飲まない時間を増やし、
夜もオットと寝てもらう。
そして、完全に断乳という訳ではないが、
ほぼOKというところまで行っていた。
ただ、問題は私のおっぱい。
なかなか出が収まらない。
少し搾るけれど、
そうするとまたどんどん出てしまう。
でもそのままだとカチンカチン。
そんな状態で入院の日をむかえてしまった。
カチンカチンのおっぱい
手術前はまだ良かった。
自分で少しどうにかする余裕があった。
でも術後はだめだった。
さすがにおっぱいにかまっている余裕はない。
もうこのままさわらずに、
止まってくれるのを待とう、と思った。
そして退院したときは
もうおっぱいはカチンカチンで
絶えきれないほどだった。
赤い母乳
うちに帰ってすこし落ち着いたころ、
早速搾乳をした。
少しだけ張りをとって楽になりたかった。
そして、しぼった母乳が
。
。
。
。
。
赤かったのだ。
始めはなんのことかわからなかった。
でもたまっている母乳は赤い。
次々とうっすらと赤い母乳がたまっていく。
ためすぎた?
これって血なの??
乳腺炎??
乳腺傷つけちゃった??
頭のなかに疑問がぐるぐる。
す〜〜っと背筋が寒くなった。
新たな心配の始まりだった。